キミのとなり
「い、いつから!?」
と私が聞くと
「夏祭りの時から…」
と美羽が答えた。
次に
「どっちから!?」
と亜美が聞くと
「俺からや。告白は男からやないとカッコ悪いよ」
と秀樹君がいった。
いつの間に……!
「ま、そうゆうことで、俺達、放課後デートやから帰るわ」
「じゃあねぇー」
そして、2人はどこかに行ってしまった。
2人がいなくなったあと、しばらくの間呆然としていた。
「じゃ、じゃあ俺たちも帰ろ」
「そうだな。エミ、帰ろうぜ」
「う、うん」
帰り道、私は気まずくて、話せないでいた。
「て、てか、あの2人が付き合ってるとかビックリだよな!!」
「そうだね…」
シーン
素っ気ない返事をしてしまった…!
それでも、ヒロは頑張って話しかけてくれた。
「そのうち、海星と峰原も付き合っちゃったりして!」
「確かに、ありえる!!」
いつの間にか、話は盛り上がっていた。
「じゃあヒロ、またね」
「おぅ、じゃあな」