キミのとなり
ピピピピッ
「ん〜」
目覚ましがなり、ベッドから飛び降りた。
「そーいえば、今日はバスケ部で映画だっけ…?」
私は大きくあくびをしたあと目を丸くして大声をあげた。
「……クリスマスイブだったぁーー!!!!」
私は先週、亜美と美羽でショッピングに行ったときにコーディネートされて買った服を棚から取り出した。
こんなの私に会うのかな〜?
まぁ、いいやと思い、服を着て、亜美と美羽が言われた通りの髪型にセットした。
すると、準備が整った時、家のインターホンがなった。
ピーンポーン
誰だろ?と思いながら、玄関を開けると目の前にはヒロがいた。
ヒロは「おっす!!」と言ってニカッと笑った。
あ…私…この顔好きかも…
「おはよう、じゃあ行こうか」
私達は、葉が生えていない木の一本道を歩いた。