Shooting Star ~私だけの綺羅~
「俺が元気にしてやる!!連絡先教えて?」
えっ!?
驚きながらも私達はお互いの連絡先を交換した。
きっとただの気紛れ。
そう思っていたのに、励ましメールや心が和む画像等が小まめに届いた。
「琴音。週末、どっか出掛けない?」
「明日、琴音の部屋に来て良い?」
私達は恋人同士の様に、水族館や遊園地、映画等頻繁にデートを重ねた。
私はすっかり綺羅に夢中になっていたけど、綺羅の気持ちは分からない。
手は繋ぐけどHな事はしない。
ただ遊ばれてるだけ?
不安をぶつける事も出来ないまま、綺羅の仕事が忙しくなり連絡が取れなくなった。