bitter chocolate love.

「やっぱり心配だから家まで送る」

「え…でも…」

「でもじゃねーの」

「……」

「そんで?家、どこ?」

あたしは大通りまででたら「次、右に曲がってください」とか言って家まで案内した。

家に着いて、あなたはあたしをそっとおろしてくれた。

「ん。じゃあこれ食って元気だせよ?」

そういってあなたはあたしにチロルチョコを渡した。

あたしは思わず笑顔になった。

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