†ゆぅぱぱ。完結作品SS集†
「金の心配は要らないし、今すぐ用意で
きる。……くれるか?俺にご褒美」
そう言うと、無邪気に笑う澪。
「うんっ!それならいいよ!」
「……言ったな?」
「う……え?」
もう撤回とか、させねーぞ?
「じゃあ澪から俺にキスして」
「えっ、えぇ!?」
俺がそうねだると、予想通り、顔を真っ
赤にさせる澪。
「むっ、無理だよそんなの……」
「なんで?」
「は、恥ずかしいもん……」
そう言うと、俺のシャツをぎゅーっと握
りながら顔を埋める澪。
なにこの可愛い生き物。
澪が他の野郎にまでこんな行動してたら
、俺多分、その野郎のこと殺すかも。