†ゆぅぱぱ。完結作品SS集†
「んで、恋那の俺へのプレゼントが……
恋那ね」
「は……んっ…」
急に唇を塞がれて、そのままソファに押
し倒される。
啄むようなキス。
光弥とのキスは、幾度交わしたって慣れ
ない。
だんだん苦しくなってきて、私はそっと
光弥を押し返した。
「美香も……っ、居るのに……っ」
「大丈夫。もう寝てんだから」
「そういう問題じゃ……っ」
ない、と言おうとしたら、更に激しくキ
スをされてしまって。
私の思考が、徐々に溶かされていくのを
感じていた。