†ゆぅぱぱ。完結作品SS集†
心優は抱き締められるだけで満足なのか
もしれないけど。
俺は足りない。
どれだけ我慢したと思ってんだよ……。
ずっとこうしたくてたまらなかったのに
。
「心優───……」
心優の名前を囁いて、その胸のふくらみ
に触れようとした瞬間───……。
「音夜ー!たっだいまぁー!」
なんて陽気な声と、ドアが開く音が聞こ
えてきた。
瞬間、固まる俺と心優。
驚いてそちらを見れば……
「母さん!?……父さんまで……!」
そこにはニコニコしてる母さんと、ニタ
ニタしてる父さんが立っていた。
……え!?なに、どゆこと!?