愛してるっ









幸せだった


友達も彼氏も

全部うまくいってた



疲れることなんかなかった


この頃は…ネ




悠翔とは
いつも家で遊んでる

楽しいし
ちゃんと笑える時間が
その時のあたしにはある




02人で学級代表やろうねっ
なんて約束してさ


悠翔が運営に推薦されて
もぅ01人推薦されてた
愁ちゃんに運営押し付けてさ


なんか
愁ちゃん可哀相やな



真宮 愁二(まみやしゅうじ)
頭よくて背が高い
メガネかけてて
なんか…デキる人




「玲さ…なんかぼぉーっとしてへん?」
『悠翔も、顔ぼぉーっとしてんで』
「お前なぁっ」
『はいはい。別にいいやろ?ぼぉーっとするくらい』
「心配なるやろ」
『心配せんとって。色々あって疲れてるだけやから』
「疲れるよぉなことしとるん?」

男ってわかってない


『乙女には色々あるねん』
「ふぅん」

悠翔って、話流すのうまいわ
上手くても嬉しくないか

でもなんか
本気で疲れた







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