愛してるっ








誰とチームなんやろ…
変な人やったら嫌やな…

「18班ー」
18班って…多っ!!
「山田ー、遠山―、原口ー、三神ー」
うわ…最悪。

山田…キモいって有名の陰キャラ。
遠山…メガネの女子。いいこぶってるって有名で、あたし的に嫌い。
原口…ちょっとデブくて黒い…あんまり好きちゃうわ…

とゆーわけで、最悪のチームに。

はぁ…
だるぃ。
「三神ー」
あたしを呼んだのはクラスの男子。
『なに??』
とぼとぼと彼の後ろを歩く。
「――――――わっ!!」
宿舎の陰にいた男子があたしを驚かす。
『キャァ――――――!!』
思わずあたしは大声で叫んだ。
「悠翔。こっち…」
なんてゆぅ声が聞こえた。
なに??
「…玲??」
しゃがみ込むあたしの顔をのぞき込む悠翔。
……泣きそう…
「どぉしたん??」
「こいつがさぁー」
あたしを連れてきた彼がおどかした男子を指す。
「おまえらなぁ…」
「へへっ」
「玲、とりあえず立てや」
『……』
無言で立ち上がった。
「大丈夫か??」
あたしの頭をポンポンって撫でる悠翔。
…やめてや。
好きじゃないのに…
でも…あたしは何もゆわれへんかった。

「三神ー行くでー」
『ごめん…呼んでるから行くわ…』
あたしは小走りで原口のとこまで行く。
『早く歩きぃや!!』
なんか遠山さん01人キレてるし。
うざ…

そんで、01個目の角にさしかかった。







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