愛してるっ









――――――ガラッ!!

『ごめん!!』
「おー来たかー」
『うん!!来た…』
――――――バサッ…
ガンッ!!――――――

「どしたぁ??…って、大丈夫かぁ?!」
『いてぇ;;こけちゃったぁw』
「バーカ。ほら、はよこい」

イスに座り、クルクルまわりながらこっちに微笑みかける愁ちゃん。


これで、ここでの仕事は03回目。

だいぶ慣れてきたなぁ。

パソコンにも。



――――――10分後。

『あー。目痛い』
「どーしたん??」
『ドライアイ、とかゆぅやつ』
「俺も。仲間やなぁw」
『ほんまやなw』

可愛い…





『……好き』


「ん??なにが??」

あ…嘘…??
声んなってた…??

『なんでもない』
「なんやそれw」


笑う愁ちゃん。




この日から…

あたしは愁ちゃんを純粋に愛するようになったのかもしれない。








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