僕が君にできること

エピソード１

「ねぇ見て！超カッコよくない？湯川旬　

今、川上達也を抑えて抱かれたい男Ｎｏ.１だよ！あ～私も抱かれたい～。」


雑誌を抱きしめ同僚の篠原咲子が悶える。


正直全く興味なし。


どっちかって言うと、アイドルよりスポーツ選手に魅力を感じる。


筋肉？


そう、自分と戦いっている感じ？


チャラチャラ着飾って愛想笑いしているアイドルって奴はどうも苦手だ。


実際私の彼もスポーツ選手。B3のバスケットチームに所属している。



プレイ中の汗で艶やかに光る筋肉がたまらない。



あの変な奴に会うまではそうだった。