永久の宝物

そんなことを考えながら、翌日を迎えた。


朝御飯を食べ終わり、ボーッとしていると看護師さんが入ってきた。

「早速始めますね。」


「はい。」


点滴の中身が抗がん剤に変わった。


「では、また換えに来ます。」

そういって、看護師さんは病室を出ていった。

特にやることもなく、あたしは眠りについた。
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