永久の宝物
「愛、ごめんな。最近寝てなかったから、無理がたたったんだ。」
翌日、部屋に卓哉がやって来た。点滴をつけてる。
こんな卓哉、見たことない。こんな、弱々しい卓哉…
「あたしの…せいだね。」
「…え?」
「…卓哉、別れよう。やっぱり、無理だったんだよ。」
「何いってんだよ!俺は、絶対別れない。」
「でも、あたしのせいで、卓哉はこんな…」
「違う!そんなこと言うな!俺は、別れないし、これからもずっとお前を守るから!」