永久の宝物

それをみていたカノンが思わず目をそらす。

「ちょっと…あんたたち、そんな大胆に…」


あ!やば


あたしはあわてて卓哉を引き剥がす。 

少し機嫌が悪くなった卓哉はあたしを軽くにらむ。

けど気にしない。



「ご!ごめん!」

「別にいいけどさ。こいつをどーにかするのを先に手伝ってくんない?」

そう言うとカノンはカノンの膝を枕にして爆睡してる堅太を指差した。
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