永久の宝物

「いてっ!なにするんだよ。」


堅太の頭をこづき、睨む卓哉。

「愛に手ぇ出してんじゃねぇよ。いくらお前でも許さねぇからな。」


その迫力に、あたしまでゴクリと唾を飲む。


そういえば、卓哉朝が弱いんだった。

いつも機嫌悪かったもんな。


笑みを浮かべていると、いきなり卓哉がキスしてきた。

「…っ!……た、…くやっ…!」
< 159 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop