永久の宝物

「あんなに隙見せんな、ばか。」

力なく言うと、再びあたしにキスを落とす。


ていうか!一応カノンと堅太いますけど!
こっちみてますけど!


「っ…!もうっ!なにしてるのよ。」

やっとはなしてくれて、あたしは涙目で軽く卓哉を睨む。


けど、全く動じない。
「オムレツ、焦げてる。」
< 160 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop