永久の宝物

え?

「…ああっ!最悪!卓哉のせいだからね!」

ぶつぶつ言いながら慌てて皿に盛る。


少し焦げのついたオムレツとフレンチトーストがテーブルに並んだ。

「いっただっき…もごっ!」

オムレツにがぶりつこうとした堅太の口を、思いっきり手で押さえると、卓哉が自分のオムレツを口に入れた。


「卓哉!なにしてるんだよ!まだおこってんのか??」

「ちげーよ。」
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