永久の宝物

「ちょっと、まずいならまずいっていってよ!」

ムスッと膨れると、卓哉があたしを見つめてきた。

「うまい。」

「…!」


その笑顔といったら…もうあたしは、完全に虜になってしまった。

「た、た、卓哉が、あんなことしたから…焦げたんだからね!」
< 163 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop