永久の宝物

こうして、4人で最初の…最初で最後の旅行が決まった。


「楽しみだね!」

「おう。」

その夜、二人が帰ってからも、あたしたちは旅行の話で持ちきりだった。

「…なあ、愛。」

「ん~?」



いつになく真剣な表情で、卓哉があたしをみてきた。
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