永久の宝物

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先生の、最後の言葉はちょっとした冗談だって、わかってる。

でも、本当にそうかもなんて思ってしまった。


この子も、あたしたちの子供として…産まれることを、幸せって思ってくれてるかな?


優しくおなかをなでると、その上からそっと卓哉が手を重ねてきた。


あたしたちはそのまま、ゆっくり唇を重ねた…。
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