永久の宝物

「あと六個だね。」


2人で運んでいくうちに、上木鉢は六個にまでなった。

「…よし!三つずつ持てるよね?そしたら効率いいし。」


早く帰りたいし♪

あたしは3つ持とうとした…が
「おっも!なにこれ!?二つと比べ物になんないじゃん!」


3つ持つには、右手左手、それからあとひとつ必要だから、あたしは手と手の間に挟んだんだけど…

彼はというと、何事もないようにひょいっと3つ持ってる。
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