永久の宝物

ーーガシッ
ーーパリーンッ

あたしのからだが支えられたのと同時に、上木鉢が落ちた。

「大丈夫かっ!?」

ーードキンドキンドキン

「う、うん…。」


あたしは、彼の胸の中にいた。

落ちそうになったあたしを慌てて引き寄せてくれたみたい。


ヤバい、こんなのはじめてだし!
ドキドキが止まんないよぉ~!


と、そのとき。

「お前ら、何してるんだ?」
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