永久の宝物

「さようなら。」

「おう!気を付けてな!」


あとは先生に頼み、あたしたちは学校を出た。

「君、面白いね。」

「へ?」


方向が同じらしい彼と、何となく一緒に帰っていると、彼がわらいかけてきた。

「だってさ、女子が3つも持てるはずないのに、すごい自信だったじゃん。」


…う。


「負けず嫌いなんだもの。しょうがないでしょ?」

昔っからの性格は変えらんないし。
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