永久の宝物

「で!でも!ほかの方法とか…有るんですよね!?」


お母さんが聞く。先生は静かに首を振る。

「もう…できることはすべて、尽くしました。あとは…最後まで一緒にいてあげてください。」


最後…?

「なんですか?最後…って…なんなんだよ!」

俺はテーブルを叩いた。涙が止まらない。

なんでだよ…!
愛は…あんなにがんばってたのに!
< 284 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop