永久の宝物

ドクン!ドクン!

動く様子のない愛の胸元を、先生が必死に上下させる。


「…愛…。」

お母さんが泣きながらつぶやいた。

俺は、ただそこに突っ立っていた。


どうすればいいかわからなかった。

その時だった…嫌な機械音が部屋に響いたのは…


ーーピーーー…
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