永久の宝物

俺の足は、コンビニの近くの保育園に向いていた。


声が聞こえた方へ、俺は引かれるように足を進めた。


「愛菜ちゃん、昨日来たばっかりでしょ!あたしはずっと前からここにいるんだから、あたしが先!」


ー…ガチャ

門を開け、中に入る。

「あの…どちら様で…」
「…パパ?」
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