永久の宝物

「お父さん、俺は愛菜を育てます。愛との…繋がりなんです。重荷だなんてとんでもない。」

俺は深呼吸して、真剣な表情でお父さんを見つめた。


「これからさき、俺は愛菜と生きていきたいんです。」

ふっとほほえみ、続ける。


「それに…愛は、いってましたよね?もしも運命が俺と愛菜を会わせたとしたら、観念するねって。」
< 317 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop