永久の宝物

受験番号を確認して、席につく。

まわりをみると、みんな緊張してるみたい。


ーーガラッ
「では……」

試験監督の先生のお話が終わり、五分ほどたって…


「それでは、はじめ!」


カリカリカリカリ…

一斉に、鉛筆を走らせる音が響く。


あたしも慌てて、解答用紙に手をつけた。
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