永久の宝物
第二章
新生活スタート
「ねぇ愛、今日アイスボックス、寄ってかない?」
カノンが声をかけてくる。
あたしたちは今、元気に大学に通っています。
「いいよ!いこいこ♪」
「いいなぁ。お前らだけ。俺もいく!」
いきなり背の高いシルエットがあたし達の前に出てきた。
「ちょっと堅太!邪魔よ!ど・い・て・!」
この人は前田堅太(まえだけんた)。ここで知り合った男友達。