永久の宝物

「やほ!愛。」

「カノン。おはよう♪」


あたしが席につくと、前の席に座ってたカノンが声をかけてきた。

仲嶋カノン(なかしま かのん)。
あたしの幼馴染みで親友。


「あんた、今朝彼の自転車で来たな~?」

「なんで?見てた?」



「バッチリね。」

カノンはにやつきながら、Vサイン。
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