永久の宝物
第三章

忍び寄る陰

~卓哉side~

その夜、俺たちは久しぶりに楽しんだ。


俺は隣でぐっすり眠る愛を見つめた。

…あぁ、くっそ。

可愛すぎだろ。あり得ねぇ。マジで。


俺は優しくキスをした。すると

「…た、くや、」



ヤベッ。起こしちまったか?

けど、それは寝言だった。

てか、寝言でも俺のこと話すとか、嬉しすぎるんだけど。


とか、色々考えていたときだった。

ーー「…っ!…卓哉っ……」

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