晴れ時々毒舌
日雇いの街研修
僕は、確か二十四歳の時くらいでしたか、関西の有名な日雇いの街に約一ヶ月ほどいました。
きっかけは、会社に入り富山県の立山に上がり砂防ダムの事故や小さなトンネルの仕事を、雪のない間に半年間したんです。
その時に、日雇いの街から人が来てて仲良くなり来ないかと言われたのが、きっかけです。
一ヶ月ほど北陸や関東地方に、仕事が無かったから会社辞めようかなとか悩んでたので、行ったんだと思います。
西日本には、仕事あったんですが、フリーの方が精神的に楽だなとか色々考えてて会社に休暇を出したと思います。
その辺りは、はっきり覚えていないけど、会社もまだ自由にさせてくれてましたし、社長の息子ってのもあったのかなあ…
いや、今思い出すと社長の息子のひいきでは、無かったですね。
他の社員も時々そうして行方不明になってましたね。
まぁ、そりゃ良いとして日雇いの街に住んだんです。
関西の有名な日雇いの街って言えば分かる人沢山いますね。
そこで、二段ベッドで四人部屋に一ヶ月分払って住みました。
こういう共同生活慣れてましたが、若い人が居ないのは、けっこう苦痛でした。
誘ってくれた人は、三十代後半で、近くにアパートを借りて副業してましたからね。