晴れ時々毒舌
今年読んで良かった長編
シスコさんのカプチーノカシスが、非常に良かったです。
シスコさんの長編は、もう一作だったか読んでますが、そちらも良かったです。
カプチーノカシスを、何故取り上げるかは、この作品が、ケータイ小説に上手く寄り添いながら、細かい所で、小説だからでしょうね。
いわゆるオフィス物ですし、設定もいかにもここの読者が好きな設定です。
しかし、非常に細かく丁寧な心理描写や上手くぼかしてますが、性の描写そして、コーヒーの知識。
とても面白いです。サクサクも読めますが、丁寧に、味わっても読めます。
どちらの読み方も可能です。
個人的には、サクサク読みながらも少し立ち止まって味わって欲しいですね。
シスコさんは、ここでは、新しい作家さんですが、実力者だと 思います。
そして少し話して見ると山田詠美さが、好きだと事でなるほどと思いました。
山田詠美は、最初は色物のような扱いでしたが、実力のある女性作家ですね。
確か宮本輝も好きだと言ってた気がするので、それも納得しましたね。
そして、若い方のようなのにも驚きましたね。
この作品が、ランキングに入るなら、ここも悪くないなと思いました。
もちろん前にも読んでたらランキングに入っててあー良かったって有りますけどね。
良かったら読んで欲しい作品です。