晴れ時々毒舌
記憶を頼りに書いてますので、多少違うかも知れませんけど、僕は、この作品を若い時に、読んだのですが、打ちのめされましたね。
震えました。
この作品で、何かの賞を取りしばらくして色川さんは、亡くなりました。
この人の作品には、一貫して社会に上手く馴染めない人達への優しさが、ありました。
ご本人も突然眠くなるという奇病に悩まさせてました。
ナルコブレスキーとかそんな名前の奇病です。
昭和の無頼作家とも言われましたが、非常に優しい方だったようです。
狂人日記は今は、確か文庫になってますし怪しい来客簿も文庫になってます。
文学は、人の頭を揺さぶると言うのを強烈に僕に教えてくれた作品です。
興味がある方には読んで欲しいですね。