カップルじゃない!コンビとお呼びっ
「あー笑った笑った!」
「満足したかよ」

目尻に溜まった涙を拭う平原を、俺は忌々しく見る。

「おうともよ!これで最後の質問だ」
「最後?早くね?」
「あたしが気になってんの、これだけだから。では、質問です。先生にも恐れられ、早く卒業させたい一心で、どんなにサボっても授業日数に影響しないというのは、本当でしょうか!」
「あ、それは本当」
「なんだと!?あんのクソ教師ども、ふざけんなよ・・・」

しれっと答える俺に対し、平原の纏う雰囲気は禍々しくなっていくのだった。

怖え・・・。
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