お前むかつくねん
玉子と急いで買い出しに行った後、私はもう一度学校に戻り、篠田の部活終わりを待った
友達と一緒に、部室から出てきた篠田に、声をかけた
こんなことはじめて…
部活終わりの篠田を待ち伏せするのも
友達と一緒のとこ声かけるのも
昔の私じゃ絶対できなかった
でも今日は絶対絶対、会いたかったんだ
ドキドキより、会いたい気持ちが大きくて、後から考えても、顔から火が出る行動だけど、勇気を出したら神様はプレゼントくれるんだよね
この行動を、私は一生忘れないだろう
まぁ、篠田に告白されてからの、高校二年のこの数々の出来事は、どれも絶対忘れないけど…
妄想世界で生きるより、現実で生きるのは、幸せなことも一杯あること、わかったから…
『篠田っ』