表の嫌い、裏の好き
恥ずかしそうに俺のあとをちょこまか
ちょこまかついてくる百合菜


「…百合菜クラスは?」


「クラス?」


えっ?


もしかして…


「クラスわけの名簿見てねーの!?」


自分でも驚くくらい大きな声がでた


俺の新しい力?(笑)


「わかんないよ…ッ!」


ちょっと逆切れしてきた





「ゴメンゴメン…
先生に聞くか…」


その辺にいた先生に百合菜のクラスを
聞いた


すると、その先生が俺たちの担任だっ
たらしく…


『あ?
愛川百合菜?
あぁ…入学式サボったやつね
俺のクラスの生徒だけど?
ったく、入学式サボるとか…どんだけ
ガラ悪いんだよ…


えっ?
このちっこいのが愛川百合菜?
嘘だろ…
あり得ねーよ(笑)
は?
コイツ迷って入学式でれなかったって

馬鹿かよ、おい
でも、愛川百合菜って入試2位だったろ?
ぬけてんだな(笑)』


そういって百合菜の頭をなでた…


百合菜に触んな………
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