あいことば


「りんみたいだ…」


「双子なんだから似てるのは当たり前だよ!

しんはもっと自信持っていいんだよ!」


りんがそう言ってあたしの背中をポンッとたたいた。



時計を見ると、もう駿が来るまで10分しかなかった。


急いで財布などを用意し、りんがあたしの最終チェックをしていく。







ピーンポーン




チャイムの音がなり、駿が来たことを告げた。


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