あいことば





ドォンッー・・・・・・





その音とともに、あたしはスタートを切った。


一生懸命に、ただひたすら駿をめざして走った。



カーブを、練習通りにかけ抜けていく。




確実に、駿との距離が縮まってきた。



そして、あたしとのタイミングをしっかりとはかって、駿がスタートした。





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