ヤンキーで俺様な、あたしの彼氏
「あーっ! 樫木くん!?」



あたしの目の前を横切ろうとしたのは、



なんと、同じクラスの樫木くんだった。








そういえば、樫木くんもヤンキーだったっけ。




ヤンキーには憧れてるけど、なんとなく年上のイメージで。




樫木くんのことは、今まであんまり意識してなかった。



それに、まさか矢部先輩と知り合いだったなんて。




あたしが目をパチクリしてると、樫木くんもギョッとしてる。




「永井? なんでお前……ココに?」




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