年下Boy or 元彼氏
目が覚めたら昼だった。
熱をはかってみたら…39:6分もあった。
もー…不安で涙が出そうだよ…。
私…このまま死なないよねぇ…?
そんな時…
ピンポーン…。
誰か…来た…?
ガチャ!!
「小姫?いねーのか?」
藍…?
だるい体を起こして藍の声がする玄関に行く。
すると…藍がいた。
「いるんじゃねぇか。大学来ねぇから心配した…ってお前…顔真っ赤…!体調わりぃのか!?」
「…ッつ…!」
「小姫!?」
「…うぅ〜…!」
藍の顔を見たら安心して涙が溢れた。
藍の温もりを感じたくて抱き着いてた。
「心細かったのか?」
そう言うと藍は優しく抱きしめてくれた。
それから頭を撫でてくれた。
いつもは子供扱いされるのは凄い嫌だけど…今は藍の手が凄い嬉しい。
この世界に一人ぼっちみたいな感じで怖かったの。寂しかったの。
誰かに傍にいて欲しかったの。
そんな時…藍が来てくれた。
安心した。