大好きだったよ。
開き直って、


自分にウソを吐いて、


なんでもないよ。って。


必死で、寝ようとして、


必死で、夜明けになるのを待っていた。


ギュって目を瞑って、


心も頭も空っぽにして、


何も考えずに、


意識が遠のくのを待っていた。


でも、やっぱり、



夢を見た。



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