大好きだったよ。
いそいで、昼食を済ませて、海について行く。


「どこ行くの?」


「トド」


「え...?」


「ウソ。どこがいい?」


「どこでもいい」


「困るんだけど。それ」


ちょっと拗ねた顔。


見飽きたはずなのに、ドキドキする。


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