幼なじみと恋物語
ケイの腕の中でクルリと反転させられ、顔をのぞかれる
ケイは小さく吹き出して、わたしの頬に手を添える
「晴、顔すごい真っ赤」
「み、……見ちゃダメ……っ」
「いいじゃん可愛い」
「うーっ」
「晴、顔上げて?ちゃんと晴の顔見たい」
「……ヤダ。恥ずかしいっ?」
頬を両手で挟まれて、持ち上げられた
ケイは嬉しそうに笑ってて、わたしの頬をブニブニと引っ張って遊んでる
「ケイ、いひゃい……」
「うん、夢じゃない。晴、俺の彼女だ」