幼なじみと恋物語




マシンガントークを繰り広げるお母さんに呆気に取られて、ケイもわたしもいつの間にか離れていた



お母さんは頭の中で何かが広がっているらしく、意識がどこかへ飛んでしまっている




「あ!お母さん邪魔よね?忘れ物取ったら出て行くから!なんなら慧人君ここに住んでくれて構わないわよー?」


「お母さん!?なに言って……っ」


「いいじゃない、部屋余ってるんだから。慧人君とご両親の返事次第だけど」


「おばさんがいいのなら住まわせていただきます」


「ケイ!?」


「じゃあ晴の転校もなしにしなきゃ。慧人君と一緒なら問題ないから……、そうと決まれば手続きしないと!

晴!お母さん3日間家に帰らないと思うから!」


「え!?」


「必要なお金は置いていくから頑張って!」


「えぇ!?」


「あ、慧人君。まだ学生なんだから避妊はしてあげてね?」


「……っ」










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