幼なじみと恋物語
ケイの手を引っ張って、乗りたい物を片っ端から乗り尽くした
夕方5時半、閉園まであと少し
観覧車に乗って夕陽を楽しんだわたしたちは、家路を辿っていた
「楽しかったねー!」
「晴って相変わらず絶叫系が好きなのな」
「スカッとするから」
「俺もだけど。ところで今日の夕飯は?」
「チキンにスープ、サラダでしょ?あとはケイが欲しがるかなって、肉じゃが」
「マジで!?」
「食後はケーキも作ったよ」
「ケーキも!?久々なんだけど!」
「楽しみにしといてよー?」
「うん!」