幼なじみと恋物語
「あ、起きたの?」
「ひゃっ!?」
後ろから聞こえた声に飛び上がってしまった
幸い、ベッドからは落ちなかったけど……
振り返ると、寝転んだケイがクスクス笑ってる
「しっ、しん……、心臓に悪い……!」
「だって晴が俺に気づいてないんだもん。風呂から上がったら寝てたし……」
「疲れてたんだよ、多分」
「え?返す言葉それ?」
「……ごめんなさい」
「よろしい。じゃ、風呂入っておいで」
「はーい」
着替えを持って脱衣所へ