幼なじみと恋物語




「熱あんなら言えよなー。心配したんだぞ、返事ないから」


「……へん、じ……?」




うわ、すごいカッスカスの声




「メール。おかげで俺、早退」


「……ごめ……っ」


「いーよ。晴のためだから」




ニカッと歯を見せて笑って、わたしの頭を大きなあったかい手で撫でる



やばっ、熱あがるコレ




「晴、お粥食べれるか?」


「……ちょっと、なら」


「ん、じゃあ起こすな」







< 25 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop