幼なじみと恋物語




胸に手をおいてスー、ハーと深呼吸する晴が可愛くて、うなじに顔を埋めてみる




「晴、隙だらけだったから」


「ん……っ、そんなとこでしゃべんないでっ」


「いいじゃん、落ち着くんだから」


「……っ」




首が弱い晴



本当に反応がいい



でも嫌われたくないからここまで



身体を離して、真正面に座る



まだ顔が真っ赤な晴は、パタパタと手で扇いでいる







< 35 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop