幼なじみと恋物語




みんなもう探しに行ってる!



うそ……っ、どうしよー!




「……晴!」




焦るわたしの名を呼ぶ声



見ると、応援席でケイが大きく手を振っていた




「晴!俺つれてけ!」




とか叫ぶから迷いなくケイをつれて2人3脚



半ば担がれるようにして、どうにか1位でゴール




「はい、1位の人、紙下さーい」


「あ、待って。
晴、なんて書いてあったの?」


「ぅえ゙!?」




思わず、クシャッと紙を握りしめる








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